元気なみゅうちゃん

猫との暮らし

 

この家族のブログを始めたのはもう四年前になるだろうか。正確な日付は覚えていないがもうそれ以上の年月は経っているのだろうと思う。

 

昨日、妻とほんの少しだけ早い結婚記念日のお祝いを近くのしゃぶしゃぶ屋さんでしてきた。チェーン店で味はどうなのかなと思っていたが案外に旨くて二人とも大満足で腹いっぱいに食べてきた。

早いもので妻と過ごす時間はもう丸八年になったのだ。

ぼくも、もう50歳を超えて昔でいえば初老の域だ。まあ現在ではまだまだ壮年期ではあるが近頃は物忘れや老眼も激しく進んで、色んなことが不便になってきた。

老いですな。老いは怖い。

 

さて、うちの妻も最近はすこぶる元気であまり肩こりもないようで、元気にしております。

猫4匹はすこぶる元気でたくさん食べてたくさん寝てたくさんうんこをして微笑むしかない日常を家族として過ごしてくれている。

近頃の大きな出来事と言えばみゅうちゃんが先月に左目がおかしくて妻が病院に連れて行ってくれたんだけどもかなり眼圧というものが高くなっていてこれが一時的なものなのか分からないが将来的に失明もありうるとの診断であった。

取り敢えず目薬を二種類もらい朝と晩と目薬をして再度、病院に行ったのだがやはり眼圧は高くて、みゅうちゃんは今後(おそらく一生)目薬を続けることになるのだろう。

一歳になるかどうかの時に、門脈シャントと診断されて、二年も生きれないだろうと言われたみゅうちゃんが、もう11歳になります。

確かに今でも正常な肉体ではないのだろうけどこの猫はおそろしくタフで強い生命力を兼ね備えています。

優しく控えめで強い。

みゅうちゃんは色んなことに興味があるし、色んなことを知りたがる。そして行動力も誰よりもすごく強い。

だから、目薬もぜんぜん平気で毎日がんばっている。

 

楽しいことが大好きでいつからかは知らないのだけれど、みゅうちゃんはキッチンの横にある冷蔵庫の上に昇って、妻の顔を見て「あぁぁっ」や「ぬにゃぁ」と啼く。

ぼくの顔を見ても「んぅんっ」と短く啼く。

これは何かの儀式のようで、この啼き声の後に妻とみゅうちゃんの短いお楽しみ会みたいなものがある。

妻が椅子を持ってきてそこに昇り、冷蔵庫のみゅうちゃんを呼び掛ける。

するとみゅうちゃんは、冷蔵庫の奥まで行ってまた啼く。

妻が下に隠れたら、みゅうちゃんがまた奥から出てくる。そこを捕まえられたら今度は二人で椅子に座りお尻をとんとんしたもらう。

 

これが毎朝のルーティンとなっている。

 

因みにぼくもみゅうちゃんとのルーティンはあって、それは朝一番に歯を磨いているとみゅうたんが洗面所まで来る。そして、きちんとお座りしてぼくの歯磨きが終わるのを待つ。

そしてぼくは3分ほどみゅうちゃんが気のすむまでお尻をとんとんする。

その間、みゅうちゃんは身体をぐねぐねさせながらずっと声を上げながらほたえてる(笑)

 

可愛い可愛いみゅうちゃん。

今年もずいぶんと暑くなりそうですがみんな元気に乗り越えてもらいたいものです。

 

ぼくも歳をとり自宅の周辺の景色も変わり世の中の仕組みや価値なんかもものすごいスピードで変わるけど、本質的なところは、人間のね大事なところこれは守りたい。

ありがとう、ごめんね、そして人を生き物を思いやること。

これをきちんと心の中に持っていれば、ぼくは荒まないと思う。

 

さあもう梅雨やね。

ではまた。

by たかお