今は午後15時。少し疲れて少しだけ眠って今はリビングでPCの前に座ってこの文字をキーボードに打っている。
10月も半ばだというのに、まだ半そで姿の人々があちらこちらに居るそんな日だ。
さて何を書こうかと思うが、今日はタイトル通りにしよう。
先日、あれは2日の土曜日やったかな、奥さんとものすごく早起きをして、早い時間の電車に乗って京都まで行ってきた。
確か前日に決定したんやと記憶してるけど、奥さんに、
「鈴虫寺に行こうか」と提案した。動物園とか植物園とかいろいろ言ってたけど、以前から頭の片隅にそのお寺の名前が残っていてその寺の名前がぽんと出た感じの提案だった。
その寺の名前は母親からも何度か聞かされていたし、奥さんからも聞いたことがあったので、有名なお寺やということは知っていたけど、いったい何のご利益があるのかなんて全く知らなかった。
朝は冷えたけど、電車を何度か乗り換えて京都に入る頃には車内でも汗ばむほどの陽気だった。
すこぶるお天気の良いこの長く続いた緊急事態宣言解除後の初めての土曜日だった。
とても小さな田舎の駅(ぼくの住むところの駅も相当田舎やけど)を降りて、15分ほど歩いたかな。奥さんとのんびり歩いてたどり着いた鈴虫寺。涼やかな竹林を左に眺めながら右の小道を入っていくと、お寺へ上がる階段が見えた。
「混んでたらそこの下まで人が並んでるんやで」
何度か訪れたことのある奥さんはそう言って、なんか前と少し変わったなあという言葉を独りごちていた。
階段の下から上を眺めると一番上から人が中段ぐらいまでずらっと並んでいた。
「うわっ!!いっぱいやがな!」
驚きました。そこそこ早く家を出てやってきたのにもうかなりの人で賑わっているではありませんか。
ここまで来たのに帰ろうとまでは言いませんが、ぼくは元来待ったり並んだりするのがあまり得意ではありませんので、どのくらい待つのか不安でしょうがなかった。
二人で他愛もないこと喋りながら、階段の上から人が降りていくのを見ながら、まだかなあ、もうすぐかなあと思ってるうちに前方に並んでいる人が動き出しました。
やれやれやっとか。でもまあまあ早かったなとか考えたりして、助かったとも思ったりしてました。
鈴虫寺というのはぼくの説明より検索してもらったほうが良いとは思うのですが、鈴虫が年がら年中飼育されていて、そのなき声を聞きながら坊さんの法話というか説教というかそれを聞いて、そうして最後に寺の入り口付近にある草鞋を履いたお地蔵さんにお願い事をするとその願いが叶うと言われてる有難いお寺なのです。
うちの奥さんも何度も行ってるし、十数回訪れる人もいるみたいです。
願いが叶うらしいです。だから何度も訪れるようです。
ぼくの願いは叶うのか。気長に待つとしましょう^^
緊急事態宣言中は夫婦で休みともなれば毎週同じ暮らしをしておりました。それが身の安全を守ることだしそうすることが当たり前とも考えてもいましたが、二人で電車で久しぶりに出かけるとやはりいいものです。
普通に暮らしていた時も月に一度ぐらいのお出掛けでしたが、知らない土地の知らない風景を眺めたりしながらのお出掛けはやはり新鮮でした。
嵐山が近くだったんで、てくてく歩いてまた電車に乗り一駅向こうの嵐山まで行き奥さんと少し早いお昼を食べてかるくお酒をいただいたりして、麗らかな陽気の嵐山を散策してまいりました。
二人ともあまり写真を撮ったりしないので、思い出写真がありませんが、楽しい一日でした。
(猫の写真はよく撮っている)奥さんが。
この上の写真はみゅうちゃん。今日の昼ぐらいに奥さんが送信してきたもの。
猫だけはいっぱい撮ってるんすよねー。
久しぶりのお出掛けした土曜日。二人でどこかで一杯飲みたいなと思い、自宅近所で何軒か奥さんに電話をしてもらったら、長らく行けてなかった居酒屋で予約を取れましたので、その日はうきうきわいわいでございます。
自宅に帰る車中では二人ともぐったりでしたけどね(笑)
また、たまあにでええから電車で何処かに出かけれたらええな。猫が居るから猫ご飯までには帰宅しないとあかんけどね。
鈴虫寺のご利益あればええね。
それではまた。
by たかお