なつかない猫 

猫との暮らし

攻撃的な猫 by レン君

お正月も、もう終わりですね。なんだか淋しいものです。うちの猫たちもずーっと寝ていました。
今回のお正月は転職後初めてということもあり、なんだか感慨深いものがありました。
来年もこうして健康で?また奥さんとのんびりとお正月を過ごしたいものです。

お眠りレン君です。

 

さて。ぼくの奥さんが結婚する前に自宅に遊びに来てた頃、レン君とみゅうちゃんはどうしていたかというと、みゅうちゃんは奥さんによくなついていました。
レン君はねえ、ほぼ姿を見せなかったと思います。
レン君ね元々かなり臆病でしたが、なんだかその頃は特に酷くていつも何かを気にしていたような気がします。

奥さんが自宅に遊びに来ると二階のカーテンの裏に隠れたり、押し入れに隠れたりと、とにかく奥さんから逃げてばかりでした

いつか馴れるやろうし、なじむやろうと思っていましたから、奥さんという新しい家族が増えてもぼくは楽観していました。
それが、ぼくの考えていた以上にレン君の心は複雑であったようです。

奥さんと共に住みはじめてから間もなくのことでした。
「たかにゃん、レン君に攻撃されるねん」

夕食を摂りながら奥さんにそう相談されました。
最初はどれぐらい攻撃的なことをレン君がしてるのか分からなかったのですが、レン君は完全に奥さんを敵だと看做していたようで、かなりの威嚇をするまでになっていました。

どれぐらい続いたでしょうか・・・二ヶ月かなあ、三ヶ月はレンの執拗な攻撃的な行動が奥さんに続いたと思います。

猫は人間の心を視ている



  • 眼を合わさない
  • 近づかない
  • 怖がらない
    攻撃的な猫や飼い始めた警戒する猫にはよくこのような事を言うのを聞いたことがありますが、ぼくの奥さんもそうしていたものの、レン君に追い掛けられては牙を剥かれて尻尾を太くされて、蛇のような威嚇する声で奥さんの足のそばを付いて回っていました。

 一時は、奥さんも相当まいっていて。こりゃいかんなあと思い始めてぼくもレン君を何処かに預けなければ、奥さんが逃げてしまうのではと思い始めてもおりました(とほほ)

 どちらも大事ですけどね、でもやはりどうにかしなければならないなら、ぼくはレンを実家に預けようと考えていたのです。

可愛い可愛いレン君です。でもすごく恐ろしい思いをぼくの奥さんはしておりました。

でも、どちらも頑張ったのですよ

 

「怖いやろうけど、ひもとかカシャカシャのおもちゃでレンと遊んでみたら?」
奥さんは、レン君に襲われながらもどうにかしてレンと関係性を築こうと懸命の努力をしました。

そうするといつの頃からかは判然とはしませんが、ご飯を食べてるときのレン君の発狂パトロールや突然に威嚇する回数が見る見るうちに減ってきたのです。

たまには、奥さんが座ってると、蛇のマネの声を出すこともありましたが、手を出すことは減ってきたのです。

ローマへの道は一日にしてならず。
これが相応しい格言かは疑問ですが、奥さんとレン君は互いに努力してお互いを認め合い信頼しうる関係となったのです。

  • 手を下からだして撫でる
  • 姿勢を低くする
  • いつも話しかけてあげる 遊んであげる

そのような事をぼくの奥さんは実践して時間はかかりましたが、レン君とまずは良い隣人となり、そして今では姉弟のような関係になったのです。

どちらも大切です。
奥さんとレン君には本当に感謝しています。

今では奥さんにべったりです。この写真はちょうど奥さんがうちに来てからの初めての冬ではないでしょうか?

横に見えるみゅうちゃんの食事療法食がまだ残ってるということは、結婚一年目の証拠ですね。

二人ともよく頑張りました。

みゅうちゃんは、ずーっと奥さんにべったりでしたけどね(笑)

 

それではまた。

by  たかにゃん