みゅうちゃんの思い

猫との暮らし

雨ですね。ほんとうなら雨の降る裏の小庭を見ながらビールでもひとつやりたいところですね(笑)

どうも春は肩がこるし嫌な頭痛もあります。

加齢のせいでしょうが、ほんとうにもう自分は二十歳代の肉体ではないと今更ながら実感する次第です。当たり前ですね47歳ですもの(笑)。

うちのコドモたちもほんまにデブくなりました。先ほどに、みゅうちゃんのええ写真がないかアルバムを見ていたのですが、2016年の写真を見つけて、ちょこんと座るみゅうと見比べていたんやけど、2倍になっちゃってます(笑)

それでは、今日はみゅうちゃんのお話をしましょう。

わたしみゅうちゃんよ  by たかにゃん&みゅう

わたしの名前知ってるの?わたしみゅうちゃんてゆうんよ。

いっぱいいっぱい色んな事知りたいの、だからなんでも教えてね。

みゅうはぼくが朝に寝室から出るといつも2階のトイレの前でちょこんと座ってます。

「みゅう、おはよー」そう小声でご挨拶。

階段の明かりをつけると、レン君みゅうちゃんの順番で一目散に下に降ります。

でも途中で、ぶんちゃんに抜かされるけどね(笑)

そしてみゅうちゃんだけ絶対にリビングには行かないで、和室に飛び込んでいきます。これは謎で今でもなぜそうするのかは分かんないけど、ずーーっとこのルーティンなんですね。

うちは4コドモですが、名前を呼んで返事して啼くのは、みゅうだけですね。

奥さんが、「みゅうすけ」 「みゅうちゃん」と顔を近づけて名前を呼ぶと、

「あぁー」とか「ふぅーぅん」とゆうような返事をします。

溺愛してます。ぼくはみゅうちゃんキチガイです。みゅうが少しでも元気がないと落ち込みます。

病は治ってはないのは知ってるんですけどね、ぼくは少しでも長くみゅうが毎朝美味しそうに朝ごはんを食べてくれたらええなて、そればかりが願いですね。

また奥さんとお墓参りいかなくちゃね。


みゅうちゃんの好きなこと教えてあげるわね。

みゅうちゃんね、食べること、ママと遊ぶこと、そしてぶんちゃんとまる子と遊ぶこと。

洗濯機の前に身体をこすりつけたら気持ちいいマットがあるのよ。そこでね、ちょこんと座ってママが来るのを待つの。

ママが見えたらすぐに声を出して慌ててころんと寝転ぶの。

「みゅうちゃん」

ママはそう言って、いつもみゅうちゃんの身体をなでなでしたり、とんとん遊びをしてくれるのよ。

気持ちいいわ。にいちゃん来たら逃げるわ。いやなの(笑)

2階の窓辺が大好き。お日様が気持ちいの。ポカポカした日はじーーっと座って日光浴ね。

みゅうね、にいちゃんが晩ご飯の洗い物してる時に、ぶんちゃんとまる子が立ち上がって殴り合いしてるのを見てるの。

ほんとに立ち上がってるわ。まる子ねぶんちゃんにバシバシ顔を叩かれていつも負けてるの。爽快よ面白いの。

まる子は弱いのに、わたしにだけ飛び掛かってくるの。この前ね後ろからそろり近寄って脅かしてやったわ。反撃されたわ。

わたしね不思議なのよ。ママがこの家に来る前までは、ご飯も食べれなかったしすぐにね持病の発作が出てね口から涎が出てすごく毎日がしんどかったのに、それがすっかり無くなったの。

不思議。治ったのかなあ病気・・・。

小さなころは、れんくんにいつも顔を舐めてもらったり全部身のまわりのことをしてもらったの。

自分の身体のお手入れも出来ないぐらいに身体も不自由だったの。

れんくん大好き。れんくんの横に身体をねじ込んで一緒に眠るの大好き。怒られたらもっとするわ。れんくんは優しいの。みゅうちゃんの大事なパートナーよ^^


るんるんと歩くみゅうの後姿を見ては感涙するぼくですが、そろりと近寄るとものすごいスピードで2階に逃げていきます。

ぼくの奥さんとは非常に仲が良くて、お風呂場の前でいつも変な声を出しながら撫でてもろうてます。

みゅうはね、ぼくがお風呂に入ってるすきにぼくの椅子に陣取り、くつろいでます。

「みゅうちゃん、そこどいて」と奥さんが言っても、ここはみゅうちゃんの家だからみゅうちゃんが一番なんだよと、奥さんには諭します。

みゅう大好き(笑)

みゅうは身体が弱かったから甘やかしてすごく過保護に育てた。愛情を注ぎ過ぎてぼくがノイローゼになるほど心配もした。

それは不治の病を抱えてるから。

だから多くは望んでないし必要もないけど、ふつうにただ普通に生きてほしい。これだけが願いなんですね。

元気にれんと駆け回ったり、まる子に追い掛けられたり、ぶんちゃんと一緒に寝ていたり、玄関で僕の帰りを待ってくれてたり、もうそれだけで感激なんです。

異常愛です(笑)

みゅうがこんなにも元気になったのは不思議だけど、なんとなくはわかるんです。

ぼくの不安定さをぼくの奥さんが解消してくれたことが一因だと思います。

根拠とか具体的な説明なんかは出来ないけど、ぼくの奥さんがみゅうに何らかの好転作用を与えてくれたんやろうと思ってます。

僕たち夫婦には子供はいてないけど、ほんまにこの家族でいれるのが楽しいです。

奥さん、れんくん、みゅうちゃん、ぶんこ、まるちゃん。ほんでぼく。

「にいたんおかわりちょーだい」

いつもお皿を洗ってると、みゅうが冷蔵庫の上からそう話しかけてきます。

「さっき食べてたよ、みゅうちゃん」

そういうと、「くぅーん」と啼きます。悲しそうな声で(笑)

洗い物が終わると、ぼくは毎晩ですが、奥さんの湯がいておいてくれた鶏のささみを細かくちぎって、れんくん、みゅう、ぶんこ、まる子の順番であげます。

レン君はいつも残すので、ぶんこかまる子に奥さんがあげてます。

みゅうちゃん体重どんぐらいやろう?長いこと病院も行ってないから分かんないけど、今はまる子とそないに体格も変わらないから、逞しくなったよね。

もうずーーっと前ね、みゅうちゃんご飯を食べたらすぐにふらふらになって倒れて動けなくなってたの。

いっぱいいっぱいにいちゃんと病院にいったのよ。

怖いし辛かった。


辛いのはにいちゃんと車で帰るときにいつも悲しい声のにいちゃんに「みゅうごめんね」と言われるのが辛かったの。

今はにいちゃんが明るくなったし毎日楽しそうで、それが何よりもみゅうちゃんの幸せなの。

みんなが元気で、ママとににいちゃんが仲良く健康でいてくれたらそれがみゅうちゃんにとっての幸せなの。

わたしみゅうちゃんよ。

いつもママの帰りを玄関で待ってるの。

お腹がぐぅぐぅよ。

ママの顔を見上げてこう言うの。

「もお!ごはん!」

 わたしみゅうちゃんよ。

by たかにゃん&みゅう