門脈シャントの薬

猫との暮らし

アモキクリア錠

みゅうちゃん奥さんに薬をもらってます

 

人間でもそうですが、動物もお薬を飲むときは適量がありますね?
みゅうちゃん、いちばん痩せている時は2.1㎏でしたので、当時は病院で粉末にしていただいた20gを2~3度に分けて食後に与えていました。

上記写真のように病院からもらったスポイトで適量のお水を吸い上げて分包された袋にその水を注入して何度か吸ったり入れたりをして溶かせてからみゅうに口の横から入れてあげます。

最初は嫌がってねえ、ほんと薬の準備を始めたらどこかに逃げていました。なんで薬の時間とわかるのか不思議ですが、みゅうは今でもそろりと足を忍ばせて逃げていきます(笑)
現在は、みゅうも大きくなり約3.5㎏ほどアモキクリア錠も一回に15gほどを朝晩に服用しています。

抗生物質 アモキクリア錠 ネオマイシン

腸の中の菌を減らすなどの効果
内科療法

みゅうちゃんはたくさんの病院に連れていきたくさんのお薬を服用してしまったけど、それはほんまに申し訳なく思っています。もっとぼくが勉強して適切な治療に導いてあげれれば苦しみも少なかったであろうと思うのです。

ほんまは薬なんか飲まないで生きれたらええのやけど、今のみゅうちゃんからアモキクリア錠はなくてはならない命をつなぐ粉です。

 

ラクツロース

これもみゅうちゃんが、門脈シャントの診断を確定されてからほぼ同時期に服用を始めたお薬です。
こちらは、少し粘り気のある液体のお薬です。

冷蔵庫での管理です。
腐ることはないんでしょうが、僕の家では割と容量の大きなボトルで病院から購入しました。
こちらもみゅうちゃんはスポイトで適量を一日に数度飲ませていました。
こちらは、排泄を促す効果があり、量を間違うとかなりの下痢になりますので、要注意です。

 

現在はみゅうちゃんあまり頻繁には服用していません。

どうしてもうんちが出ないときなどに限ってラクツロースを与えています。

季節の変わり目によく便秘気味になるので、夏前とか冬になる前には、トイレをよく観察しています。
ちょっとしたことで、発作が出てしまいそれによってみゅうが再び重篤な症状に陥るのはぼくの管理次第でもあるのでそこはぼくの責務として日々観察しています。

適量はその子によっても変わるので一概には言えないけど、スポイトに半分ぐらいで1.5mlぐらいで様子をみればええのではないでしょうか。

本当は手術が出来ればええと、それはぼくのエゴイズム。
みゅうが手術を断念しなければならない躰で悲しんだのは、みゅうではなくて、人間のぼくです。
発作が出れば確かにみゅうはしんどいし、ご飯も食べれないのは辛いでしょう。でもみゅうは小さい躰でも生きていく意欲だけはありました。

ぼくがみゅうにしてあげれること、それはなるべくならご飯を普通に食べれて、うんこも出来て、発作を極力は出ないような環境を作ってあげること、100点ではないけど、みゅうが無邪気に駆け回り悪戯も多くなって少しは楽しんでくれてるのかなあと思っています。

以前にも書いてるけど詳しく二つの薬を紹介しました。

それではまた次回は奥さんとみゅうとレンとの暮らしの話を再開します。

by たかにゃん